小豆日記にご訪問頂きありがとうございます。
実母と
何十年ぶりかに同居を始めました。
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結婚して以来
ずっと我が家のテレビは
「1台だけ」と決めていました。
昔のホームドラマのように
テレビを囲んで家族で団欒、結婚する時にそう決めたのでした。
我が家にテレビは1台
子供たちが成長して
「友達のお宅には、子供部屋にテレビがあるからうちにも買って~」
と、ねだられた時もあります。
しかし、家族で一緒に居られる時間は
とても短いと思っていましたから
テレビの番組、チャンネル争いも家族の楽しい行事と私は考えていました。
確かに子供が生まれて
私の見る番組も変わりました。
娘は動物の番組が好きですし
息子はアニメガ好きでした。
私はドラマが大好きだし
夫は将棋の番組をよく見ます。
それぞれ譲りあい
喧嘩をしながら
家族は育っていくものだと思っていましたので
今になればテレビが1台と言うのは
私にとってはとても良い思い出なのです。
(子供たちは、そうは思っていないのかな?)
今でも子供たちが帰ってくると
私が録画していたドラマを
家族全員で川の字になって
寝ながら見ることもあります。
こんな風に私が続けてきた家庭でしたが
とうとうそのポリシーを曲げることにしました。
母の部屋にテレビを購入した
母の部屋にテレビを新しく購入しました。
24時間、常に母と一緒は私が辛くてギブアップしました^^
迷っていたのです。
初めから部屋にテレビを購入しておこうかと思いました。
しかし、それではあまりにも母に疎外感を与えるのではないかしら?
そう思って
様子を見ることにしました。
母は部屋にテレビが無くていいと何度も言いましたし
(私たちと一緒に居たいといいました)
私も家族で1台のテレビを見ると言う
ポリシーを守ろうと思っていたのです。
しかし、考えてみれば40年間も離れていた家族です。
初めから無理がありました。
今は母の部屋にテレビを入れてよかったと思っています。
母は85歳になって「我が家」に来たのです。
私がどうこう言っても
自分の意志は曲げません。
見る番組も違うし
なにより「音」の大きさが違うのです。
はい、とても大きい音で見ます。
とても疲れます。
私、廊下に出て確認しましたよ。
どれくらいまでならOKか・・・・
おわりに
40年間守ってきた
「家庭にテレビは1台」を諦めました。
諦めると、とても楽になりました。
母は、常にテレビの音がないと寂しそうで
何をしたらいいのか・・・という顔をします。
これでよかったのです。
今まで歩んできたスタイルは違います。
お互いが無理のない範囲で生活をしながら
出来ないところは、潔く手放す。
年老いた母と一緒に暮らすとは
こうして少し距離をおくことも知恵なのだと思いました。
それでは、またね。
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