突然のお別れ ありがとうございました。

暮らしのコト
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娘からlineで、

「お義父さんが救急車で運ばれて、今日か明日みたい」と連絡が入りました。


お医者様の言うことは、どうしてこう当たってしまうのでしょうね。


本当に、あっという間に天国に行かれました。



これから、孫娘の成長を一緒に見て行くはずでした。

とても残念です。

娘をとても可愛がってくださり、よくして下さって

本当にありがとうございました。

心から感謝申し上げます。



私が一番印象に残っているエピソードを一つ残しておきます。






私たちが以前住んでいたマンションを、お婿さんはとても気に入っていました。

それで、私はそのマンションを娘たちに贈与することを考えていました。

その話を娘にしたところ、娘の答えは「要りません」でした。




そして、嫁ぎ先の家の近くのマンションを購入して引越しました。

あんなに近くて大丈夫かしら・・・

当時私は、少し心配していたくらい近い処に引越したのです。

向こうのお父様とお母様は大喜びされました。


引越し祝いで両家が集まり、食事会の時のことでした。

お寿司が用意されていたんです。


「○○ちゃん、嫌いなもんがあるやろ~?」っとお義父さんが娘に言いました。

「へへへ」と言いながら

娘はお義父さんのお皿に、自分の嫌いなお寿司をあげました。


それは何十年もの間、夫と娘の間で行われていたことでした。


この子は、ここで家族として生きているんだなあと安心しました。


帰り道

「あなた、心の中で泣いてたんじゃない?」と夫を冷やかしたものです。

「全然」って言っていました。


夫は「娘命」のような人ですからね。

娘が、向こう様で大事にしてもらえるのを一番に考えています。

大事にしてもらっていたら、それで良いのです。



こんなに早いお別れが来るなんて、想像もしていませんでした。


あの時娘たちが選択した道は、本当によかったことなのだと思いました。





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